【和菓子村上】加賀棒茶ショコラふくさ餅:見た目の怖さに求肥で打ち克つ

求肥好きなら気に入るはず、と教えてもらった金沢【和菓子村上】のふくさ餅。黒糖が定番かもしれませんが、隣に並んでいた加賀棒茶ショコラふくさ餅を選択。このときは、まだ衝撃の大きさを知らなかったのだ、というお話。

ほかにも買ったので、のちほどおやつメモを。

加賀棒茶ショコラふくさ餅、254円也。
ぱちりと撮ろうとして、気づいたのだった…。ひょっとしてこれは…。
見た目が苦手な人いるかも、なので気を付けて。

おおっと固まる。表面の穴ぼこ、というか網あみが怖い。焼き皮だから大丈夫と必死に言い聞かせる。

ひっくり返すとこんな風に求肥が包まれている。あんこがちょっと見える。

ちゃっちゃと切る。今日は作業も早い。そして目をつぶって食べる。
棒茶の香りがとにかく良い。チョコ餡、なのかな。原材料にいんげん豆とあるから、あんこにチョコが加えられているのかと思ったのだけれど、あんまりチョコ感はない。ふっくらとした皮に包まれた、真ん中の求肥がもちもちでやわらかくてとても美味しい。ごちそうさまでした。

なんでこの見た目が苦手なのだろうとしばし考える。集合体恐怖(トライポフォビア)は恐怖というより嫌悪なのだそう。academic Jounalに面白いことが書いてあったので、記しておく。この感情は外界から自分が汚染されることを回避するために生じる。対象から皮膚病を連想し感染を避けようとする回避反応が生じていて、認知機能が誤って反応しているのではないか、という考えらしい。へーって思った。そういえばニキビ跡とか苦手だった。頬ずりとか絶対できないって高校生の頃思っていた。