【大角玉屋】いちご豆大福〈粒あん・こしあん〉:元祖は爽やかな苺を感じるお餅好き歓喜の豆大福

銀座のあの角の和菓子屋さんねと認識はしていたのですが、別の通りを歩いていたり通り過ぎてしまったりとなかなか機会がなかった【大角玉屋】さんはいちご大福発祥のお店。今日階段を上ってふっと横を見たら、そこにあった!これは神様も「いちご大福を買いなさい」と言ってるのね、と吸い込まれるように入店。ふふ。

もう桜餅も並んでたー。本日中の壁があるので二つだけ。ぐぬー。

じゃんっ。いちご豆大福、粒あんとこしあん。各324円也。
他に特選があるそうですが、本日は売り切れ。でも食べきれないこと確実なので、今日はよしとする。

いちご豆大福 粒あん

白いお餅は粒あんです。元祖いちご大福は豆大福だったのですね。初めて知りました。豆大福も隣に並んでいたので次回のお楽しみにしておく。

とっても柔らかい。つぶれないように運んだんだけど四角くなっちゃった。

さらにちょっとピンボケ。でもずっしりたっぷりとした豆大福の感じ、伝わりますかしら。
なんとなく昔話でお寺の和尚さんが小僧さんたちに隠れてこっそり食べてるおいしい物のイメージ。

切ってみました。表面からだといちごの向きがわからなかったので断面はこんな感じに。
まずお餅がすーごく美味しい。塩気を感じるお餅とえんどう豆の土台が力強い小豆の風味がしっかりと伝わってくる粒あんにいちごの甘酸っぱさがしっかりと包まれている感じ。いちごの爽やかさが余韻として残る、考えつくされたバランスのいちご大福。

いちご豆大福 こしあん

こしあんはお餅がピンク色。春めいている。

えんどう豆をそこここに感じる。豆大福好きとしてはたまらない。もうこれだけで優勝!

切断すると、またしてもいちごがこの角度に。あんこの滑らかさ、みずみずしさが伝わるかな。
お餅はとっても柔らかくて切るときつぶれてしまいますな。お餅の美味しさは素晴らしい。ちょっと感じる塩気がたまらない。お餅のむぎゅうっとした感じ。食べ応えがあるのに、いちごの甘酸っぱさみずみずしい餡子が合わさると爽やかなのでぺろりと食べてしまい、重たくない。ごちそうさまでしたー。

今回、つぶあんとこしあん、自分はどっちが好きなのか確かめようと挑戦してみたのだけれど、どっちもおいしくて甲乙つけがたかった。餡こは難しいなあ。きのこの山とたけのこの里なら、はっきりきのこと断言できるのに。

いちご大福への道

8歩目はいちご大福発祥のお店のものになりました。今では全国で見かけるものね。考え出してくれてありがとう、という気持ちになる。