【ル・グッテ】モンブラン:甘さが走り抜けていく和栗の絶品モンブラン

週に2日だけ営業する浅草橋【Le Goûter】ル・グッテ。カヌレが気に入ってちょこちょこ買いに行っておりますが、そちらでモンブランが販売されると知り予約して受け取ってきました。

ジャーン。28日の営業は、事前予約のモンブランの受け渡しのみ。カヌレは販売されていました。

モンブラン580円也。生栗から作り上げていく利平栗100%のモンブラン、ということで予約は3個まで。
ちなみに利平栗は栗の王様と言われています。
てっぺんには栗ではなくメレンゲがちょこん。土台と一緒かな。

切断して崩れたら困るので、中ほどにナイフを入れてみました。モンブランの扉を開けたみたいになった。

断面好きとしてはもう1枚。アップで撮りたかったので。
和栗の味がしっかりしていて甘すぎず、とにかくおいしい。マロンペーストだけでも美味なのだが、その下のシャンティクリームが甘さ控えめで、更に土台のメレンゲ部分と一緒に頬張ると口どけがよく、得も言われぬおいしさに。
この土台部分、ダックワーズなのかな。アーモンドプードルも加わったメレンゲだから。サクサクと軽い食感。ナッツの砕いたものも入っているのかコリコリと香ばしい。フォークが入るとサクッと音がする。お皿に移そうとした段階で、ほろほろと崩れるので注意が必要。

確認のために更に大きくもう1枚。真ん中がドームみたいになっているのは、これ土台の上にもう一つ大きさの違うダックワーズをのせているのかな。
繰り返しになるけれど、クリームやマロンペーストと互いを引き立てあっていてバランスが良い。後味は脳天を突き抜ける甘さを感じるのだけれど、過度な甘さというのではなく、甘さの衝撃が通り抜けていったという今までにない不思議な感覚を覚えた。ごちそうさまでしたー。また来年!