【ネルクラフトチョコレート東京】シュトーレン:カカオを心行くまで味わえる
おいしいチョコレートといえば、頼りにしているのが日本橋浜町【nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO】ネルクラフトチョコレート東京ですが、店頭でシュトーレンの取り扱いはないのかな?と思い立って聞いてみると買えたのだ、というお話。11月末のこと。昨年は買いそびれたので待望のシュトーレン。近くのパン屋さん【ブーランジェリージャンゴ】とのコラボレーション。
わくわく。
シュトーレン、3,888円也。
開けましょう。
おー。チョコレート色。
ラップにくるまれた状態でパチリ。
サイズは17.5×8×高さ4.5㌢くらい。
じゃーん。切ってみた。
切るときぼろぼろっと崩れるのでそうっとね。
カカオとスパイス、赤ワインの混ざり合った香りがふんわりと広がる。しあわせー。
表面はシナモンとお砂糖かなと思ったら、カカオハスク(カカオ豆の殻)入りの砂糖だと後ほど判明。
真ん中に見えるまんまるはマジパン。nelのカカオマスを使ったジャンゴ自家製のマジパンショコラ。特にカカオを感じるところ。おーチョコだーと思いつつ食べる。クランベリーやカシスといった酸っぱいベリーがカカオの風味と合う。チョコとベリーの組み合わせはやはり完璧。そこにシナモンやカルダモンなどのスパイス、赤ワインも入ってきて、全体として大人向けの落ち着いた中にも華やぎのある味わいに。うーむ、美味なる哉。
マジパンの水分が生地に馴染むのでしっとり感が増していく。日を追って美味しさが増すシュトーレン。
カカオハスクを使ったお菓子は初めてかな。すましバターにカカオハスクを浸し香りを抽出、焼き上げたシュトーレンをくぐらせ、仕上げにカカオハスク入りの砂糖で包んだそう。とにかく香りがよいのはそういう訳かー。
チョコレートが好きなのだけれど、チョコ単体で味わいたいので正直チョコレート菓子にはあまり心惹かれない。なので一年越しになったけれど、カカオの酸味と香りを心行くまで味わえる魅惑のシュトーレンでした。部分部分の繊細な味の違いを確かめながら食べています。おいしかったです、ごちそうさまでしたー。
これを機に少しずつチョコレート系焼き菓子にも興味を広げていこうかな、なんて思ったり。
今年食べたシュトーレンたち
こんなシュトーレンがありました。クリスマスシーズン前のものもあるけど。