【ダンデライオン・チョコレート】シュトーレン:カカオ万歳で締めくくる
今年最後のシュトーレンは【DANDELION CHOCOLATE】ダンデライオン・チョコレートのシュトーレン!ほんとに本当の最後です、というお話。ちゃんと手帳を確認(デジタルガジェットはあんまり信用していない。だって消えてもケロッとしてる感じがね)しました。
店名入りの箱で届く。
この小包が箱の中で動かないようにしっかりと固定されていました。
カカオを象った金色のクリップが可愛い。
待ちきれず、覗いてみる。わー。
アルミ箔に包まれているのは初めて。
と思ったら、さらにラップできっちり巻かれていました。
シュトーレン、3,800円也。
お皿に出すと、表面のお砂糖にバターしみしみなのが分かる。ぷつぷつ見えるのはカカオニブみたい。
側面から。サイズは13×11㌢に収まる塊。
二こぶらくだみたいな形だけど、高いところで4㌢くらい。
じゃーん。切りましたー。倒したらお砂糖が零れ落ちる。
カカオの香りー。深呼吸。
シングルオリジンチョコレート(一種類のカカオ豆で作られるチョコ)とカカオニブをふんだんに使用したシュトーレン。中に練りこまれたドライフルーツはしっかりお酒を感じられて大変美味。更に、いちじくのぷつぷつやクルミのこりこり、食感がよい。ドライフルーツは他にレーズン、オレンジピール。ベースとなるチョコパン部分と相性がいい。シュトーレンはやっぱり本職のパン屋さんのものがいいという思い込みが以前はあったのだけれど、しっかりとおいしいです。マジパンは入っていないけれど初日より次第になじんでいくような気がする。仕上げにカカオニブシュガーがふりつもるほどにかかっていて、バター混じりでここもおいしい。
香りが幾重にも重なっているようで、どうやったらこうなるのだろうと思ったら、フルーツはそれぞれ異なる種類のお酒に漬け込まれているのだって!すごい。オレンジピールはコアントローに、レーズンはラム酒、いちじくはクローブ・スターアニス・レモンピール・シナモンを漬けた赤ワイン。手間がかかっているなあ。
生地、中身、表面とすべてにカカオの要素が使われており、感心すること頻り。おいしかったです、ごちそうさまでしたー。振り返ればカカオ三昧の一年だったなー。毎年だけど。
今年のシュトーレンたち
それぞれ特徴があって、甲乙つけがたい味でした。どれが一番好きだったかなー。
関連記事
【ル・プチメック】シュトレン〈プラリネ〉:カリカリナッツがぎっしりでザックザク
シュトーレンが並ぶ季節になりました。もうずいぶん昔、クリスマス前は毎日薄く切って ...
【マールブランシュ】佇古の菓(チョコのか):フルーティーなカカオが香るラングドシャサンド
日本橋高島屋の催事に来ている【京都北山MALEBRANCHE】マールブランシュ。 ...
【小布施堂】手作り栗羊羹 本流:みずみずしいのにぽくぽくした栗の味わい
栗きんとんを求めて日本橋高島屋に寄ったらお目当てのお店の本日入荷分が売り切れてい ...
【鈴懸】苺大福:あまおうの美味しさが引き立つ
ミッドタウン日比谷の【鈴懸】でいちご大福を買いましたよ。東京にある和菓子屋さんは ...
【PRESS BUTTER SAND】バターサンド〈北海道れん乳とうきび>期間限定:とうもろこしがぷつぷつしてる!
定期的に食べたくなる【プレスバターサンド】ですが、日本橋高島屋を歩いていたら〈檸 ...