【365日と日本橋】365日×シュトレン:下の方に謎のおいしさの層が

日本橋高島屋は本館ばかりで、ついつい新館は通り過ぎてしまうのだけれど、たまに地上から歩いて行ったりすると寄るパン屋さんが【365日と日本橋】です。地上は信号に引っかかったりするので、地下をぐんぐん歩いていくのですよ、基本。シュトーレンもういいかなーと思いつつも、あったので購入してしまった次第。

3種類あってシンプルな味がいいと選んだのがこちら。2,700円也。
冷凍販売。水引みたいな飾り紐は後付け。固いので包み紙に跡がつくね。

ちゃっちゃと開けていきます。

サイズがわかるようにカエルちゃん登場。

解凍してから食す。冷蔵庫でも自然解凍でもパンだから気にしなくてよいとのこと。冷凍販売されるお菓子のときは結構気にしていたので、びっくり。

サイズは14×6×高さ4㌢くらい。粉糖でまっしろ。
では切断。1.6㌢ずつに切り分けて、と紙に指定があったのが新鮮でした。

断面を見て、気泡の中に縮んだドライフルーツが入っているように見えるのが今までのとは違うなあと。冬眠中の小動物をなんとなく思い浮かべる。生地の一番下の部分、層になっている部分分かるかな?後述するけどここがすごくおいしい。
では実食。まずお酒の香りがくる。口に入れたときのバターをしっかり吸った粉糖周りのなめらかさが印象的。この周りの部分とパンのはしっこのカリカリ部分の対比がおいしい。粉糖はしっとりではなく、シャリシャリしている。余計なものを一切入れず、素材の味わいを存分に引き出した、と説明書きにあって、伊予柑ピール、白イチジク、レーズン、クランベリー、ピスタチオが入っている。しっかり焼かれたパンにそれらが入っている印象しか最初なかったのだけれど、前述した生地の一番下の層になっている部分、ここなんだかよくわからないのだけれどバターの塊のようになめらかさがあってすごくおいしいここだけ食べていたい感じ。でも禁断の味のような。何かに似ていると思ったんだけど、カリカリに焼いたトーストに白く残るくらいに重ねて塗ったバターを食べる感じ。分っかるかなー。
最初はそうね素材の味だねくらいの感想だったのだけれど、時間を置くほどにおいしくなるタイプのシュトーレンかと思います。最後が一番おいしかった。今までのはすぐ食べ終わっちゃってたので、正直時間を置いた時の変化がわからないのですよ。

100%=ソンプルサン

こちらで一番好きなパン。前回写真を撮らなかったので、おまけ。

シュトーレンへの道

今回で5歩目。もう打ち止めにする!