ノースマン 導かれし復讐者:やはりロバート・エガース監督はどうにも合わないのだ
9世紀。スカンジナビアのとある島国が舞台。王子アムレートは戦いから帰還した父王と共に成人の儀式を執り行う。だが儀式の直後、叔父が父王を殺し母である王女を連れ去る。復讐を誓ったアムレートは島を脱出し、ヴァイキングの一員となり機会を狙う…という物語。
『RRR』を観た後だったので、同じ復讐譚として興味があったので鑑賞。
監督が『ライトハウス』のロバート・エガースだったので不安があった。絶賛されているがどうにも作風が肌に合わないというか。本作はイーサン・ホークやウィレル・デフォー、ニコール・キッドマンなど豪華キャストだし一か八か劇場へ。しかしびっくりするほどつまらなかった。『RRR』との差があり過ぎる。自分には合わなかった。なぜこの役をみな引き受けたのかと思ったくらい。神話の限界なのか。ハムレットに影響を与えたという北欧神話で世界観など巷では褒めちぎられていたりもしたが、無理だったわ。