【鳴海餅本店】栗餅:丹波栗の味がくっきり際立つ

日本橋三越の菓遊庵、月一回の京都からの航空便で届く和菓子を楽しみにしています。毎回必ず出町ふたばの豆餅を注文するのですが、併せてどれを頼もうか迷うのも楽しかったりします。ラインナップされるのは強者ぞろいで、どれを選んでもおいしいことは間違いないのでしょうけれど、和菓子はなんといっても「当日お召し上がりください」の壁が高くそびえており、そんなに欲張れないのです。今月はそろそろ季節的に栗も最後かと、鳴海餅本店の栗餅を選びました。

栗おはぎ以来の包装紙。栗餅、2個入り432円也。
今回もネット予約、事前決済、当日15時から受け取りのみ。

じゃーん。

まっしろまんまるおもち。

半分に割ると、わー。大きな栗が入っていました。丹波栗です。
その下にはこしあんが支えています。
食べてみると丹波栗の味がはっきりしている。餡もお餅も栗の味をくっきり目立たせるために黒子に徹している印象。栗おはぎのときの栗とはまた別の栗の味わいですね。一緒に買ってきた出町ふたばの豆餅の柔らかさが印象的なせいか、こちらのお餅は噛み応えを感じます。といってもそんなに固いわけではなく、こしのあるしっかりしたお餅


予約するとききなこがかかっていた印象があったのです。原材料名に別添きなことあったけど、きなこなかったなあ。味が変わるようで面白そうだけど、なくても十分おいしかったー。栗のお菓子はまた来年!