【桜井甘精堂】栗どらやき:昔ながらのどっしりとした皮に栗あん
日本橋高島屋の地下でお魚を調達し、急いで帰らねばとなったのに、通りすがりの銘菓百選に寄ってしまったよ、というお話。だって珍しくレジが行列してなかったんだもの。【桜井甘精堂】栗どらやきの写真に目が留まる。
栗どらやき、227円也。
じゃん。皮がみっしりとした昔ながらのタイプ。この段階で餡子は見えませぬ。
真上からパシャ。直径7.5㌢。サイズは小ぶりというけれど、とらやとそんなに変わらない印象。
では切りましょう。
餡こは栗あん。茶色っぽい自然な色合い。写真にあったほど刻み栗は見えないが、栗と砂糖だけで練り上げたという自慢の栗餡は栗の味がしっかりと感じられて美味しい。栗だなあとしみじみ。
しっかりと固めに焼き上げられた皮は、昔懐かしいどっしりずっしりとした皮。最近は蜂蜜とかベーキングパウダーでふわふわにして洋菓子の領域に近いので、こういう本みりんと重曹で作りましたというどら焼きは逆に新鮮。ずしっとくるけど小ぶりなので食べやすい。おいしかったです、ごちそうさまでしたー。