【シヅカ洋菓子店】シュトーレン:毎日少しずつ楽しみたい絶大な信頼を置くやさしい味わい
12月は混んでるでしょうと避けていた銀座【シヅカ洋菓子店】ですが、ひょっとしたらシュトーレンあるかもと予感がしてふらり寄ってみたら大当たりだったのだ、というお話。この日は高島屋でいくつかシュトーレンを見たのだけれど決め手がなく「うーむ」となっていたので、発見したとき本当嬉しかったー。
うきうき紙袋。
シュトーレン、3,240円也。
ぱかっ。
こんな感じでビニール包装されている。
12/8に買ったのだけど、この状態で賞味期限は1/5まで。こうでなくっちゃね。
袋から出してみます。バターがしみたお砂糖がおいしそう。キビ砂糖かな。
ビニール包装の中はラップなどなく、直に入っていました。
真上から。サイズは13×7×高さ4.5㌢くらい。
斜めからもパシャ。お砂糖の降りかかり具合がおいしそうなのですよ。
もうそろそろ断面が見たいと思うので見た目の写真はこれくらいに。
ヤーッ。切った部分を倒したんだけど、分かりづらいかな。
カエルちゃん、頑張って写り込む。
一切れをパシャ。
底も見えるようにパシャ。思う存分眺めたので、やっと食べられます。
周りに染みたバターにかかっているキビ砂糖がほろほろと美味。中には有機ドライフルーツがたくさん入っている。いちじく、レーズン、あんず。あと柑橘のピールはオレンジといよかん。アーモンドはスライスなのかな。
いちじくのぷつぷつ感とアーモンドのコリコリ感が食感のアクセントになっている。そこに柑橘のピールの香りがふわっと立ち上がってくるのがとても好きです。マジパンはなくお酒もあまり感じないので、いわゆるシュトーレンというより焼き菓子として楽しめる。
素材それぞれのおいしさが体に染み渡る感覚。大袈裟ではなくて。同じ分量食べるなら、分厚く切らず薄切りにしたものを何枚か食べる方が、素材の繊細な味わいを確かめながら楽しめるのでおすすめ。毎日少しずつ大切に食べよう。わーい。
世の中ではやさしい甘さという表現が安直に使われ過ぎて飽和状態であまり好きではないのだけれど、【シヅカ洋菓子店】のお菓子は真にやさしい甘さだと思う。体だけでなく生産や消費の過程でもやさしくあるからかと。ほかのお菓子と同様、とってもおいしいシュトーレン。ごちそうさまでしたー。
今年食べたシュトーレンたち
それぞれ違いがありましたね。クリスマスシーズン前のものもあります。