【千秋堂】マルセンバター餅:永遠にもちもちしてたい

先日、東京駅一番街の諸国ご当地プラザで買ったバター餅。気になるりんごの隣に見つけたとき、これかーって。「やっと会えたね」とぎゅーってしたくなりましたが、つぶれてしまうしお会計前なのでね、はやる気持ちを抑えてわが家へとお迎え。

マルセンバター餅、6切れ464円也。
北秋田の郷土菓子との認識でしたが、千秋堂は岩手の会社。ざっくり東北ということで。

お皿に取り出してみる。サザエさん状態でくっついていた。何か切っていて隣とつながっている状態をなぜかこう呼ぶ癖があるんだけど、こういう場面あったかな。サザエさんが切ったけどつながっているキュウリをカツオがからかっているイメージ。

今回は自分で切らなくても、美しい断面を愛でることができる。
餅粉に卵黄を加えて蒸しあげ、熱々の生地に無塩バターを練りこんでいる、と聞いただけでおいしそう。指でつまむと、とっても柔らかい。伸びーる。なめらかな食感は癖になる。ミルキーですごく好き。ほんのり甘く、ほんのりバター。口の中に広がり、くっつくのはお餅だからね。求肥好きには、似たようなもちもち感がたまらないお菓子でした。おいしかった。ごちそうさまでしたー。

おまけ。ひたすら断面を愛でたいがための拡大画像。
切り餅を使った再現レシピを見かけたのだけれど、味の想像がつかず自作するのは思いとどまる。郷土菓子だからもしかしたらお店によって味が変わるのかな。交通会館の秋田のアンテナショップでもいくつか売っていたので、今後食べ比べてみようと思います。