【清寿軒】大判どら焼き:宇宙一好きなどら焼き

日本橋にある清寿軒大判どら焼きが、自分は一番好き。東京三大どら焼きに挙がるのは上野のうさぎや、浅草の亀十、東十条の草月ですが、なぜこちらの大判どら焼きが入らないのか不思議で仕方ない。自分の中ではおいしさぶっちぎり。そもそも餡子が苦手だった私が和菓子に目覚めたのはこちらのどら焼きと初音のあんみつがきっかけです。

この中にどら焼きが。

大判どら焼きは一つ270円也。ほかに小判どら焼きもあります。大判は2枚の皮で餡を挟んでいますが、小判は1枚の皮でくるんと餡を包んでいます。大判しか買わないので小判の値段はいくらだっけ?

まずはお約束のようにしばし奇麗な焼き色に見惚れます。明るい茶色。
大きいです。直径9~10㌢くらい。ドラえもんでイメージしていたのと同じような昔ながらのこれぞどら焼きという印象。ずっしり。どっしり。

上からも。
では切ってみます。

皮は分厚い。1~1.5㌢。焼き色が均一で美しい。白ザラメや蜂蜜など素材にこだわっているので、高温で焼いていてもしっとり。
中には粒あんがぎっしり挟まっている。北海道十勝産の小豆だそう。餡が詰め込まれているので皮がたわむ。下になっていた皮は餡の重みで少し平たくなるほど。粒あんは小豆ぎっしりで、粒の食感がいつまでもある。機械で混ぜると粒がつぶれてしまうので、手で力いっぱい丁寧に混ぜるのだそう。
買ってきてすぐもおいしいのだけれど、2日目くらいに食べるのもおすすめ。皮がしっとりとして餡子となじんで食べやすい。餡子の甘さがちょうどよいので、大きいけどぱくぱくいけちゃう。
もう美味しさをここで語るより、まずは食べてみて!という感じ。
本日もおいしかったー。ごちそうさまでした!