【鳴海餅本店】栗おはぎ:おはぎが苦手な人でもこれは「キットヲキニメス」はず
日本橋三越の菓遊庵、月一回の京都からの航空便で美味しかった鳴海餅本店の栗おはぎ。忘れないうちに記録を。実はおはぎは苦手と言いますか、食わず嫌いに近いのかな。つぶつぶと感じるお米に甘い餡子の組み合わせっていうのが子供心に抵抗がありました。ごはんものに甘いってのが感覚としてだめで、今では信じられないことですが大好きな鰻や穴子寿司も例外ではなく。最近新しい体験をすることが多くて何でもできるような気になっていたということもあり、いっちょおはぎも挑戦してみるか!と大好きな”栗”があれば乗り切れるか否か、という試みでもありました。
ネットでの事前予約・店頭受け取りのパターンです。本当に便利。今回は受け取り時、行列ができていて少し時間がかかりました。本を読んでいたので体感としてはすぐでしたが。出町ふたばの豆餅がどんどん出ていくのが見えました。おいしいものね。一体、お店では何個作っているのだろう。
鳴海餅本店のお菓子は初めてです。栗おはぎ。2個入り454円也。
ジャーン!まんまるころんとしています。直径4~4.5㎝、高さ3㎝くらい。砂場で昔作ったおだんごを思い出す形。
切ってみました。おおお。お米のつぶつぶが見えます。改めておはぎだわぁと思います。では。意を決して一口。
おーっと思わず声に出してしまいました。栗が濃い!これなら食べられる。というかとっても美味しいので何個でもいけそう。おはぎ苦手人生が一掃された瞬間でした。記念として来年の今日もこちらの栗おはぎを食べることにします。買えたらですけど。
丁寧に裏ごしされている栗の部分がなめらかな舌ざわり。栗きんとんみたい。栗の自然な甘さがお餅部分とよく合って、ねっちりした栗ごはんを食べているみたい。でも後味さっぱりで本当にちょうどよい甘さなのです。こちらの店は栗赤飯が有名なのだそうですが、そちらでも用いている丹波栗だそう。次は栗赤飯も買ってみたい。
京都にて1875年創業した鳴海餅本店は、伝統を重んじながらも変化に対応しながら「キットヲキニメス」お餅・お赤飯・お菓子作りに取り組んでいるとのこと。栗おはぎ、剛速球ストレートに「ヲキニメシ」ました。ごちそうさまでした。