【鎌倉五郎本店】卯年半月 栗きんとん味:月うさぎがツキをお届け

干支関連のおやつメモはなんとか1月中に書き上げてしまいたい。でないと次から次へ季節のお菓子がやって来るからね、というわけで今回は鎌倉半月でおなじみの【鎌倉五郎本店】卯年半月を。

月からひょっこり顔を出す月うさぎ。飛躍を意味する卯年にツキを運んできてくれる!縁起よし。

袋から出してみる。大きい半月型のゴーフレット。長径15㌢ほど。

砕けるのは目に見えているので、横から眺めるだけにしよう。クリームがちょっと見える。

しかしやはり割ってしまうのであーる。と、突如嵐山光三郎。
さておきゴーフレット!鎌倉半月は知っていたけれど、ゴーフルと言えば風月堂の世代。子供のころ家に必ずあったお菓子の一つで、なんとなく自分で買うものではないという思い込みがあってですね…ごにょごにょ。
封を開けたときからマロンクリーム系お菓子だ、とわかる香りが立ち込める。薄焼きのおせんべいはぱりん、サクッと香ばしい。栗とお芋の香りが濃厚で、甘味はふうわり。口当たりがよいのは、このおせんべいの生地も同じ風味で焼き上げられているから。老若男女、食べやすいお菓子だと思います。


ゴーフルは仏語 gaufrer:浮き出し模様をつける、から来ていてゴーフレットとも呼ばれ、薄焼きせんべいにクリームを挟んだ焼き菓子、とありました。せんべいなのかあ。煎餅と聞くと日本人としては先に米菓を思い浮かべてしまうけれど、小麦粉でもいいのだものね。そもそもゴーフルは仏菓子だし。などととりとめなく考えていたら風月堂のゴーフルが久しぶりに食べたくなりました。ところが!風月堂にも、上野・東京・神戸があって小川軒のようになっている模様。むむむ。私が馴染んだ味はたぶん上野風月堂だと思うのだけど。これは…食べ比べの予感。