ジュラシック・ワールド 復活の大地「あなたの安全は保障するわ、大体って意味だけど」
『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』から5年。恐竜たちは環境に適応できず、現在は赤道直下の一部地域に生息するのみ。秘密工作員ゾーラは遺伝子研究をしている製薬企業に雇われる。ミッションは陸海空三大恐竜のDNAを採取すること。古生物学者ヘンリー、傭兵ダンカンら専門家でチームを組み出航するも、道中恐竜に遭遇してヨットが転覆したデルガド一家を救出、同乗させることになり…。

もうシリーズ何作目だか分からないし、設定も似たりよったりな気もする(記憶曖昧)けれど、公開されれば謎の義務感にかられ観に行くシリーズ。
確認すると『ジュラシック・パーク』シリーズとしては7作目、『ジュラシック・ワールド』としては4作目になる。前作の続編ではあるが、独立した物語。
原題 Jurassic World: Rebirth
邦題は大地がくっついている。語感のためか。ちょっと考えると復活の大地ってなんじゃそりゃ。
予告編
印象的なセリフ
博士の台詞「知性は適応特性として過大評価されている」を一応シリーズっぽいので選んでおく。
“You know, intelligence is massivery overated as an adaptive trait"
秘密工作員ゾーラの「あなたの安全は保障するわ。大体って意味だけど」の方が好き。
“I can guarantee your safety. I mean, more or less"
断片的な感想
今回は徒然なるままに感想を。
スカーレット・ヨハンソン投入
当たると分かっているシリーズに、更にスカーレット・ヨハンソンをキャスティングするなんて、製作費が潤沢なんだろうな。ほかにもマハーシャラ・アリ、ルパート・フレンドなど豪華な顔ぶれ。
スカーレット・ヨハンソンはアクションもできるから納得の強さ。主人公だから死なない気もして、安心できるキャラクター。博士も意外とサバイバル大丈夫だった。
終わり方がよかった
やっちまった人はもれなく殺され、やらかしていない人も一部殺される。
最後ダンカンがみんなを救って死んでしまったか…と見せかけて生きていたのは想定外。死なないでほしい人が生き残る展開は嬉しかった。これは2パターン撮影して、好評だった方を採用したのだとか。観客に寄り添う姿勢。
エンドクレジットが流れる間、恐竜の鳴き声がするので、最後に追加シーンあるかと思ったけどなかった。
お菓子の袋で機能停止するような研究施設はまずいだろう
毎回、何か施設で人為的ミスが起こる気がするんだけど、ほかの展開はないのか。
今回は研究員の一人が食べようとしたお菓子の小袋が原因という、なんともお粗末な。自分の仕事に対し基本的な姿勢ができてない人間が出てくるとイラッとする。
恐竜を会計処理する
恐竜を扱っていた企業は、とんでもない怪物が生み出されてしまったのになぜ対処(処分)しないのかという疑問に対し、経費計上してるからという明快な答えが。そうきたか!
素人一家の出現
専門家チームに素人が合流した時点で、如何にも足を引っ張りそうだなと不安が過る。
昔の映画によくある、婦女子がわざわざ足手まといになり、それを助ける展開はうんざりなので。
短期間に娘の彼氏が成長するとか、話として特に見たいものではなかった。
普通の恐竜が見たい
いや、大き過ぎるでしょ。
野良ザウルスが全然活躍しない
途中でデルガド一家の末娘が、野良の恐竜の子供を拾う。その後危険に対峙したとき、その子恐竜がきっかけで母ザウルスや仲間ザウルスとのあれこれがあるかと思ったんだが、全くなかった。
ラストはリュックにいれて連れ帰ってるんだが、どうするつもりなんだろ。環境が合わないから赤道直下に生息してるんでしょ?
次もまた観るだろう
恐竜をもっと見たかったな。という訳で『ジュラシック・パーク』でブルーを見ようっと。
なんだかんだ言っても、次があればまた観に行くでしょう。
酷評されても、このシリーズ好きみたい。











