【銀座鈴屋】栗甘納糖・黒豆しぼり詰合せ:蜜漬けの栗ってやっぱりおいしい

子供のころは和菓子はあまり好きではなかったのですが、【銀座鈴屋】の栗甘納糖だけは例外でした。頂き物でよく家にあったのですが、栗ばかりパクパク食べて注意されるというパターンですね。肉肉野菜肉、みたいなものでしょうか。大人になった今は、栗栗栗栗の無限ループに入ってもいいわけで、本当大人万歳です。

紐を解く。

掛け紙は棟方志功、タイトルは『二百十一日』です。立春から二百十日を無事切り抜けるとその年は豊作だと言われていて、無事その日を過ぎた翌日、一服、おいしいお菓子でもつまんで、という豊作を祝う農民のお祭りとお祝いの気持ちを描いたのだとか。なるほどー。

ぱかっ。

欠けているのは、先に食べた人がいる!

三種の詰め合わせ。
栗甘納糖
銀座鈴屋の代表銘菓。選りすぐりの栗を使用して職人が手作りで仕上げ。蜜漬けの甘い栗。久しぶりに食べて懐かしかったー。こちらは甘納豆ではなく「甘納糖」の表記なのね。
渋皮付栗甘納糖
渋皮付きのまま崩れないように糖蜜の中でじっくり煮含めてしっとり柔らかく仕上げ。これ好きー。上品な甘さで甘過ぎず。いくらでも食べられそう。
黒豆しぼり
大粒の黒大豆をふっくら炊き上げたもの。やさしい甘さがちょうどよい。

おまけで断面も。
栗は本当においしいな。どんな食べ方をしても、単体でも何かと合わせても。
甘納豆についてちょっと調べたけど長くなりそうなので、また後日。