ゴーストバスターズ アフターライフ「おい角刈り!」

『ゴーストバスターズ』シリーズとしては4作目だけれど、位置づけとしては『ゴーストバスターズ』『ゴーストバスターズ2』の続きとして製作された本作。
ゴーストバスターズのメンバーの一人イゴン・スペングラーの孫娘が主人公。祖父が封印し続けていたゴーストたちが解き放たれてしまうのを再び封印すべく立ち上がる…。

Ⓒ2022 CTMG.

鑑賞後、気に入った台詞や感想を手帳にメモしておくのだけれど、なぜか一言「おい角刈り」とだけ。
日付は2月8日となっているので、もはやほとんど覚えていない。懐かしのメンバーが現れてゴーザに声をかけた1シーンだったか。

『ゴーストバスターズ』はTVの再放送でなんとなく知っている感じだったのを、数年前午前十時の映画祭で初めてちゃんと観た。
音楽、ストーリー、映像、全てが完璧に調和しているしあわせなギフトのような作品。
2作目はあんまり記憶にない。
3作目は女性版ゴーストバスターズで、それは別物として面白く鑑賞した。
4作目である本作は、新世代ゴーストバスターズということでずっと楽しみにしていた。親子で監督というのも感慨深いものが。

本作も新ゴーストバスターズはちゃんと奮闘するのだけれど、やはりオリジナルメンバーが登場すると「おおっ」となる。そしてそこに記憶が持っていかれる。
ピーターもレイモンドもウィンストンも老けたなあとかイゴンはもう亡くなってしまったんだなあとか。でも共演できてしまう映像技術。
門の神に母親が、鍵の神に先生が憑りつかれて、破壊伸ゴーザが出現してしまう。
そんなゴーザに向けての「おい、角刈り!」の一声からの本家ゴーストバスターズ登場!
この一言が強烈で、あとのいい感じの台詞全部忘れた…。でも悔いはない。

あとミニマシュマロマンたちがグレムリンばりに増殖していたね。
マシュマロマンはカワイイ。でもよく見ると怖い。彼らはミキサーにかけられたりと殺し合ったりするのはね、やはり狂気に溢れていた
エンドロールのディナとピーターが懐かしのESPカードテストしているシーンはよかったー。シガニー・ウィーバー変わらず美しい。
そしてなんといってもゴーストバスターズの音楽が流れるとテンションが上がる。
“WHO YOU GONNA CALL?"
“GHOSTBUSTERS!!!!!!"