【一創堂】なにわちょろけん ちょろけんぴ:ちょろを見る人福来る
缶はこれ以上増やさないという決意を簡単にひっくり返した一目惚れ缶が大阪【一創堂】ちょろけんぴ。「ちょろが参じました、ちょろを見る人福来る」という言葉通り、眺めているだけでしあわせー。LOFTにて購入。

なにわちょろけん ちょろけんぴ、1,498円也。

この縞々がいい。
土佐稲荷神社奉納菓子。ご利益がありますよう。

パカッ。
お裾分け袋とシールが各5枚。ぴってのがいい。

紙袋をどけてみると、芋けんぴが登場。

大袋に入った芋けんぴ。どっさり。
ちょろけんは「ちょろが参じました、ちょろを見る人福来る。厄難厄病皆取り払う」と囃しながら練り歩いた。

ざららーっ。
短めで8㍉角ほどのしっかりとした芋けんぴ。固め。

寄る。
糖蜜が白っぽくなっているので甘いかなーと予想して口に入れるとなんと!あまじょっぱーい。これは嬉しい驚き。絶妙な甘じょっぱさの後、口いっぱいにお芋が広がる感じ。これは好きー。おいしかったです、ごちそうさまでしたー。
小分けしてお裾分けする前になくなってしまいそう。
浪花土佐堀のちょろけんぴについて備忘録。
江戸時代、大阪には全国から名産品が集められ、土佐から荷揚げした場所が土佐堀。土佐藩蔵屋敷の神社は土佐稲荷神社として現存。

ちょろけんが可愛い。
シャッポをかぶった寸胴姿で舌を出している。

表と裏。

ちょろけんについての説明があったのでパシャ。
もうちょい調べると、江戸時代後期からの門付芸(かどづけげい:門口に立って芸を見せる)で大きな福禄寿の張り子を被り、両手に割竹を持っている。ちょろは長老君(福禄寿)で、大阪弁ちょけるの語源という説がある。
それにしてもよくこんな可愛い姿にキャラクター化されたなあ。