【三條若狭屋】祇園ちご餅:求肥に白味噌と聞いたら試さずにはいられないでしょう
高島屋オンラインストアで祇園祭にちなんだ商品が特集されていて【京菓子 三條若狭屋】祇園ちご餅が目に留まりました。大好きな求肥のお菓子だったので早速取り寄せてみたのよ、というお話。
先月末に注文して、首を長くして待っておりました。
祇園ちご餅、5包入 3,024円也。
『甘きものある事うれし』って本当にそうね。気に入った紙ものは別にして眺めるために取っておく。
パカッとな。
赤しか見えないけれどその下に黄、白の短冊が飾られている包み。
本体は竹皮っぽく見える紙。
開けていきます。
1包み3本入り。
ぴらっ。
わー。氷餅がたっぷりまぶしてあってキラキラ。
表面を眺めているだけで飽きない。
やわらかそうな求肥。
切断するために竹串を抜いたところ。
サイズは6×2.5×高さ2㌢くらい。
まんまるっていうより三角。
拡大して愛でる。
ふんわりもちもちの求肥の中に、白味噌を甘く炊いたものが入っている。味噌餡の柏餅みたいにガツンと甘じょっぱさがくるのではなくて、濃厚に前面に出てくることなくうっすらと甘く白味噌を感じさせることで求肥自体を思う存分堪能できる。竹串に刺さっているというのがね、こういうの好きなのですよ。食べるだけでなくてなんか楽しい。求肥好き満足。おいしかったです。ごちそうさまでしたー。
おまけ。ちご餅の由来の紙が興味深かったので。
祇園祭では昔、社参という稚児の御位貰い儀の行列があり、八坂神社の帰り稚児が味噌だれをつけた餅をふるまったのだそう。疫を除き福を招くと言われたそれをこちらのお店の二代目が大正時代創意工夫して祇園ちご餅はできたとのこと。
せっかくなのであやかって実家に持っていくことに。