【恵那寿や】栗きんとん:ほろほろと栗そのものを味わう
毎年欠かさず買うのが【恵那寿や】の栗きんとん。栗きんとんと言えばお節に入っているものしか知らなかった遠い昔が懐かしい。この時期、お菓子の栗きんとんはいろいろなところから出ていますが、これが一番好き。
日本橋高島屋には期間限定でコーナーができていました。
どんどこ開けていきましょう。
栗きんとん、6個入1,857円也。
逆さになっちゃった。
一つ一つ紙で包まれている。
じゃーん。朴訥な姿だ。
サイズは3.5×4×高さ2.5㌢に収まる楕円。
真上から。しぼった跡がついている。
結構しっかりめに固められている。ナイフを入れればぼろっとなるけど。
断面を愛でる。栗のつぶがたくさん見える。
ほっくりとした栗の塊で、口に入れると栗の風味が広がる。これを食べると秋が来たなあと感じる。
栗の風味を引き出すように少量の砂糖のみを加えて炊き上げてある。栗きんとんはたくさん百貨店で見かけるけれど、あまりいろいろ足されたりしていなくて、これが一番好き。栗そのものの味なので、子供の頃茹で栗をスプーンですくって食べたのを思い出すの。記憶と直結した味って強いなと感じる。おいしかったです、ごちそうさまでしたー。
寿やはたぶん旅行先で友達が寄ってみたいといったお店で、初めて食べた栗きんとんがここのだったんじゃないかな。ふるちゃん元気にしてるかな?上高地帝国ホテルの暖炉を見ながら(暖かい日で火は入っていなかったのだけど)年取ったら冬は夫婦で火に手をかざしながら何ともないような話をしながら休暇を過ごすのだろうなあと思ったのだ。