【GINZA KUROSAWA】Sablé #960:福島の食材を使ったこだわりのサブレ缶
日本橋室町にある福島県のアンテナショップ日本橋ふくしま館MIDETTEで素敵なサブレ缶を見つけたよー、というお話。シックなパッケージに記載された番号が気になって立ち止まったのだけれど、福島県伊達市の郵便番号がその名に冠された焼き菓子でした。
サブレ缶#960、3,000円也。
郵便番号だから、これは伊達市の地図なのだな。
どんどん見ていきましょう。
パカッとな。
何が入っているかすぐ分かる親切設計。
じゃーん!素敵。いい香りー。
では右上から時計回りに見ていきましょう。
いちごサブレ 7枚
いちごの香りが広がる。
グラサージュされた表面がキラキラと美しい。こういうの好き。
今回は切断しないつもりなので、側面もパシャ。
4.2㌢四方×厚さ0.5㌢(0.3サブレ、0.2糖衣)くらいのサイズ。
いちごが濃い。いちごのグラサージュがシャリシャリ甘酸っぱい。サブレ缶の中で一番好み。
りんごサブレ 6枚
いちごと同様、こちらもグラサージュされたサブレ。
サイズは4.3㌢四方で厚みもいちごサブレと同じくらい。
シナモンの風味がりんごと合う。
こちらも表面の糖衣がシャリシャリと美味しい。
ぶどうとくるみのサブレ 5枚
ぶどうはなんとラムレーズンだった!香りが素晴らしい。
サイズは4.5㌢四方×高さ0.5㌢。
最初ぷつぷつネチッと入り、カリッともして食感が色々するサブレ。オールレーズンを思い出したのでやわらかめってなるのかな。自分の記憶なのにもはや曖昧。ラムレーズンを使ったところが秀逸だと思う。
ももメレンゲ 15個
最初、ハート形かと思ったけれど、たしかに桃ね。どんぶらこ。
まっしろでつやつや。
真上からパシャ。サイズは3×2.5×厚み1㌢くらい。
メレンゲをまっしろに仕上げるのって難しいのよねぇとしばしうっとり眺める。
桃の甘酸っぱさが口の中でほどけていく。美味。
ゆずと抹茶マーブル 6枚
表面のお砂糖のぱらつき具合も含め、文句なく美しいの。
マーブルなので個体差があるのも飽きずに眺めていられる。
サイズは4㌢四方×厚さ0.6㌢くらい。
表面のお砂糖がキラキラ。抹茶の落ち着いた風味と柚子が合う。抹茶の苦味と香りがおいしい。
いちじくサブレ 4枚
ココア生地。一番分厚いサブレ。
サイズは4×4×厚さ0.8㌢ほど。
見た目から、カリッもしくはほろっとしたサブレを予想していたので、入りがくっつく感じで驚く。やわらかめなのかな。いちじくのぷつぷつした食感と香りが印象的。いちじくとココアの組み合わせはやったことがないので、自分でも挑戦してみよう。
6種類どれも丁寧に作られた印象で、おいしかったです。ごちそうさまでしたー。クッキー缶って実は好きな物だけ食べて、いつまでも持て余してしまうことが多々あるのだけれど、こちらのサブレは今年最速で消えていったのです。
【GINZA KUROSAWA】の焼き菓子は初めて食べたのだけれど、クロサワがタイプライター工場を持っていた福島県伊達市が先の震災で被害を受け、何かできることはないかと福島県産食材でお菓子を作り出したのが原点なのだそうです。公式サイトをこちらにペタリと。
常設で買えるところは限られているようですが、もっと色々味わってみたいです。