【双松庵唯七】信濃なる:気になっていた柿と栗の和菓子がお試しできる有難い詰め合わせ
お取り寄せサイトで見かけて気になっていた干し柿と栗きんとんの和菓子。いきなり買うには量が多いなと躊躇していたところ、なんと。長野【双松庵唯七】の公式サイトでは人気商品3種の詰め合わせが初回限定で用意されていたのだ。もう一つ気になっていた栗つつみも入っていたので早速注文することに。

信濃なる、3,280円也。

パカッ。3種8個入り。
では見ていきましょう。
信濃路 柿寿楽 2個

気になっていた干し柿の和菓子。

プラケースに入っている。

見た目は干し柿そのもの。

上からパシャ。
サイズは6×3.5×高さ3㌢ほど。

柿色の断面が美しい。しばし見惚れる。
干し柿のねっとりもっちりとした甘さの中に、栗きんとん餡が詰まっている。信州産の栗と国産手亡豆で炊き上げている。濃厚な甘さの中、爽やかさも感じるのはなぜだろうと思ったら柚子だった。
干し柿は南信州特産の市田柿。種を取り除いて栗きんとん餡を詰めてから、温かい羊羹にくぐらせ仕上げに味甚粉をふって再び干し柿の姿に。手が込んでいるなあ。
干し柿の甘さは和菓子の基準というけれど、上品な甘さで美味。柿好きの方に喜ばれそう。
信濃山里 栗つつみ 3個

開けましょう。

紙に包まれている。

あら、可愛い。
焼き栗みたい。

上からパシャ。
サイズは4.5×4×高さ3㌢ほど。

こちらも断面が綺麗な和菓子。
薄紫色のこし餡の中に栗きんとんがたっぷり包まれている。北海道十勝産の小豆を使った皮むきこし餡は甘さあっさり。栗と砂糖のみからつくられた栗きんとんのおいしさをいかしている。なめらかで上品な甘さ。火にかざして焦げ目をつけることで焼き栗のイメージに。栗きんとんたっぷりでうれしい和菓子。
御城下金鍔〈栗〉3個

個包装がさらにパック。

開けましょう。

ごろん。

上からパシャ。

横からもパシャ。
サイズは直径5×高さ2.5㌢。

じゃーん、断面。
小麦粉の水種生地にくぐらせた餡玉がうっすらと白く焼き上がった中には、栗がいっぱい見える。
北海道十勝産かほり豆を名水百選に選ばれた猿庫の泉の湧き水で炊き上げた餡。伊豆大島産自然海塩である海の精を少量加えている。小豆の食感に加え、国産の栗を粗く砕いた甘露煮も粒の食感がしっかり。こし餡も栗もなめらかな甘さ。
3種類味わってみましたが、どれも丁寧に作られた印象でおいしかったです。柿寿楽、栗つつみは断面や見た目も美しく、眺めているだけでも面白い和菓子。金鍔はほとんど食べたことがなかった和菓子なのだけれど、苦手意識が払拭されました。ごちそうさまでしたー。
この詰め合わせはお試しにぴったりで、ちゃんとお店の入り口になっている。同梱されていたパンフレットにあった栗きんとん塩豆大福は次取り寄せてみようと思う。