【にんべん】うまみ飴:榮太樓總本鋪とのコラボレーションから生まれた出汁の飴
白だしGOLDがなくなりそうだったので補充しに向かった日本橋室町【にんべん】で、冬季商品が並んでいました。店内を巡るうちにお菓子の類は買ったことがなかったことに気付いたので、一つ買ってみるかなと榮太樓總本鋪とコラボレーションした飴を選んでみました。日本橋の老舗はあちこちでコラボレーションしているね。仲良きことは美しき哉。
うまみ飴 ポケット缶、432円也。
他にすかし箱入り(個包装)もありました。
横から見た姿。
うまみ飴の書体がいかにも実直な老舗感を醸し出す。
パカッ。きらめく飴が17個。
実は缶を開けるのにものすごく手間取った。容器にはコインを溝に差し込んでから蓋をひねるようにと説明書きがあったのだけれど、見ていたのに読んでいなかったんだねー。よくあるね(困る)。
サイズは1.5㌢の三角錐。透き通った出汁の色そのものをしている。
金色の鰹だしと【榮太樓總本鋪】榮太樓飴(梅干し飴)とのコラボレーション商品で一年間限定販売。
本枯鰹節としいたけ、昆布を加えた顆粒出汁の風味に梅干し飴の砂糖が焦げる直前までキャラメリゼした独特のコクが合わさっている。口に入れると甘い飴の中からお出汁の風味がのどの奥に抜けていく。飴なのに出汁の味がするので不思議な感覚。まろやかなあまじょっぱさ。ぷつぷつ舌に感じるのは鰹節か。その名の通り、旨味を閉じ込めた飴玉。おいしかったです、ごちそうさまでした。完成するまでに試行錯誤したのだろうなあ。
榮太樓飴についての備忘録。
梅干し飴と名付けたのは江戸っ子。固まり切らない飴を鋏で切っていく際、三角になるのを梅干しに例えたそう。甘いものを酸っぱいものになぞらえるのがいかにも江戸っ子ですな。